2005年1月26日

古書 んぐう堂

浦和駅から自宅までの途中にこの店はある。

アヤシイ、あまりにも怪しすぎる古書店である。
置いてある本も童話からデザイン・建築関係までジャンルは雑多だが、アヤシイという点で不思議と統一感を保っている。
そのうえ名前も「んぐう堂」ですから、、、、、やっぱりアヤシイ。
美大近辺や高円寺・下北あたりにあれば若者の人気を集めたかもしれないが、あいにくここはサイタマ浦和である。連日大盛況というわけにはいかないようだ。

そんなわけで、時々立ち寄るとサッカー好きのオーナーが毎度お茶を入れてくれたりして、歓談しながらの古本選びはなかなか楽しい。
古書の隙間から、猫が「背中を撫でろ」と要求に現れることもあったりする。

基本的に古本屋では、普段は手に取らない本を深く考えることなく買うことにしている。
ちなみに今日は、クラフト・エディング商會著、坂本真典写真の「じつは、わたくしこういうものです」と谷川俊太郎の詩集「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」。
谷川俊太郎の詩は音楽的で楽しい。
前者は変わった商売をしている人を集めた写真集のようなものらしい。月光密売人、バリトン・カフェ、ひらめきランプ交換人、コルク・レスキュー隊、シチュー当番、哲学的白紙商などなど、何だかよくわからないけどおもしろそうでしょ?

ここでの過去最大の掘り出し物は、ヤフオクに出品されると毎回1万円以上の値が付く「フライフィッシング全書」という長年探し続けていた芦沢一洋の絶版本である。わずか1000円で手に入れることができた。
この人の本は絶版になっていることが多いし、数も少ないので、見かければ買うようにしている。

「子犬の育て方・しつけ方」というビデオを買ったこともある、ほとんど役には立たなかったけど......
子犬の映像はやっぱり可愛いので、欲しい方がいたら差し上げますぜ。

蛇足だが、隣のお豆腐屋ではラブのミックス犬が飼われている。

古書 んぐう堂
さいたま市浦和区本太2-9-7
TEL:048-885-2988

投稿者 かえる : 23:55 | 出没スポット

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