2005年2月27日
春はすぐそこ
午後からドッグラン。
昨日とはうってかわったポカポカ陽気で気持ちいい。
先週お会いしたチョーかわいいマックスくんとモーはすっかり仲良くなったようだ。
モーはエルちゃんのフリスビーを食べた。ウィちゃんのフリスビーを食べた前科もある。ごめんなさい。
フリスビーとは食べるものではない、ということを教える必要があるようだ。
いたいけなマックスくんに「フリスビーはこうやって食べるんだよ」と先輩面して教えていたような気がする点が気がかりだ。まねしないでね。
リバゴホ家&キキ家ご自慢のダッチオーブンできれいに焼き上がったチーズケーキをいただいていると、付近での仕事を終えた山口良一さんが登場!!!
たびたびテレビ番組で一緒に仕事をされている社長と山口さんは、プライベートでも親交が深いようです。
おそらくもろに欽ちゃん世代の皆様(もちろん我々夫婦も)、「ハイスクールララバイ」の大合唱が始まりました、というのは嘘で、うちも私もと大撮影会と相成りました。
にこやかにお付き合いくださった山口さん、やはり「良い子」、いや素敵な方でした。
先日買った「フライピュ〜トーイ」もごく一部で大好評でした。
ビーストくんとルナちゃん、大興奮!!
投稿者 かえる : 20:56 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (7) | トラックバック (0)
2005年2月27日
邂逅の森、動物記、を読んで
熊谷達也の直木賞受賞作「邂逅の森」と新堂冬樹の「動物記」を読んだ。
先日読んだ「いのちの食べかた」に、牛や豚を屠殺する際作業に当たる人々はなるべく苦痛を与えないように細心の注意を払う、とあった。
苦しませてしまった経験は、一生後悔するものだと。
「邂逅の森」は大正時代そして近代化する日本の中での一人の東北マタギの壮絶な一生を描いた傑作。
獣の命を殺めて生計を得るマタギ達の間での最大の屈辱もまた、獣たちの死に際して無用の苦痛を与えてしまうことだった。
命とは、自然と人間の関係とは、そして真実の愛とは?
人が獣と邂逅する時、人は何を失い何を得るのか?
骨太の素晴らしい文体と緻密な考証によって、ともすれば陳腐になりがちなテーマを圧倒的な迫力で描ききっている。
読了後、感動のあまり言葉を失った。
「動物記」は現代日本の「シートン動物記」とも言うべき作品。
魅力的とは言い難いが誠実な文章で、捨て犬や人間のエゴが動物を苦しめる不条理をていねいに訴えかけている。
子供の頃「狼王ロボ」が大好きだったぼくは、なんだか懐かしい胸の奥がきゅんとする不思議な追憶にひたったのです。
まあ、犬が出てくるだけできゅんとしちゃうんですけどね........
投稿者 かえる : 03:02 | 本 | コメント (10) | トラックバック (2)
2005年2月26日
獣医、公園、BLUE DOG CAFE
午後から獣医さんの所に行って、少し早めだがフロントラインをもらってきた。
体重は31.5kgだった、体高から考えてほぼベストだと思っている。
人っ子一人いない桜草公園で遊んでから、BLUE DOG CAFEへ。
獣医の診療時間が午後4時からだったので、ランチの予定が早めの夕食になってしまった。
店内は少し模様替えしたみたいだ。
客の半分は若いおしゃれギャル、半分は写真撮りまくりの犬バカピープル、なんか変な感じだった。
店の入り口に「最近、ガーデンスペースでオシッコをさせたり、フンの放置があります。犬連れのお客様は最低限のマナーをお守りください」との張り紙がしてあった。以前はそんなものなかったのに。
悲しく情けないことです、と自戒をこめて感じました。
中途半端な時間に食べたので深夜にお腹が鳴ること必至。
帰りに伊勢丹地下でおいしい餃子を買って帰宅した。
フォトアルバム
投稿者 かえる : 22:00 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月26日
と思ったら
出来た!
投稿者 かえる : 15:58 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (5) | トラックバック (0)
2005年2月26日
モブログデビュー!
カフェにて
ウソ、さっき撮ったので携帯から更新してみました。
と思ったら携帯からは写真はつけられないみたい…
ダメじゃん...
投稿者 かえる : 15:18 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月25日
こんな感じでパシャパシャ
さっそく携帯のカメラで試し撮り。
これからあっちこっちでパシャパシャ撮っちゃいそう。
投稿者 かえる : 23:50 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (5) | トラックバック (0)
2005年2月25日
もーたんのお買い物
妻が新しい犬用のおもちゃを買ってきた。
その名も「フライピュ〜トーイ」。
パチンコの要領でラテックス製のラグビー型ボールを飛ばして遊ぶ。
軽く20m位は飛ぶらしい、しかもボールがピューピュー鳴りながら。
モーはこれが大好きになったようだ。
部屋の中でやったら、大騒ぎしてあやうく家が壊れそうになった。
ドッグランが空いている時にやってみようっと。
数日前に買ったのだが、どこで買ったのかさっぱり思い出せないそうだ。
30代にしてボケ始めたらしい........
投稿者 かえる : 22:43 | お買い物 | コメント (2) | トラックバック (0)
2005年2月25日
かえるの散財
ホリエモンは、800億円はたいて豪快にお買い物。
よーし俺も、と給料日の今日は思い切って散財してきた。
念願のカメラ付き携帯&データ用のメモリースティック
1年半で買い換えたのは最短記録。次はFOMAになると思っていたが、結局i-mode機にした。小さなデジカメを買ったと思えばいいだろう。それにしても、小さいです。びっくり!
このブログはモブログ機能を持たせることが出来るので、変更しようかと思っている。
キャンプ場で写真撮って「これから肉焼きます、いいでしょ」とか、携帯から即更新出来るようになる。
出来たからどうだっていうの?っていう疑問はともかくとして。
絲山秋子の新刊「逃亡くそたわけ」
発売を、すごくすごく楽しみにしていた。今読んでいる小難しい犬の本を中断して、こちらを先に読む予定。すごくすごく、楽しみ。
芋焼酎「芋麹 芋」
芋ではこれが一番好きかも。常備しているが、残り少なくなってきたので補充。
しっかりとした芯の強さをもっているけど、重くない。ふくよかでやさしい味と香り。
同じ蔵の「国分」も好きです。一升瓶で1600円くらいだから焼酎ってホントに安い。
グリーンジャンボ宝くじ
当たれば2億円。
よくよく考えてみると、それでも800億には798億円足りない。
ちなみにワタクシの今日のお買い物総額は26,995円也。
ホリエモンってスゴイかも........
投稿者 かえる : 22:03 | お買い物 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月24日
いのちの食べかた、とお気に入りブログ
最近読んでおもしろかった本に森達也の「いのちの食べかた」というのがある。
ぼくはこの人のことを、好きな作家である田口ランディのエッセイで知った。彼の問題提起とその言説にはいつもハッとさせられる。
理論社が企画している中学生に向けたよりみちパン!セシリーズの一冊である。
たいていの人は肉を食べる。スーパーや肉屋で精肉を買う。
その肉はもともと一頭の牛や豚であることも知っている。
でも一頭の牛や豚がどのような作業を経て発泡スチロールのパックに入るのか、誰がそのような作業をしているのか、そこにはどのような歴史的背景があるのか、どこでその作業はおこなわれているのか、そんなことを具体的に知っている人はほとんどいない。
もちろんぼくもほとんど何も知らなかった。
この本では、と場で具体的にどうやって解体作業がされるのかを克明に描写し、その作業がなぜ「穢れ」という概念と結びついたかを歴史的にひもとき、「いのちを食べるということ」に触れ、やがて部落差別をはじめとする世界に存在するあらゆる差別やいつまでたっても無くならない戦争といった問題の本質へといきつく。
(そのような世界の様々な問題の報道に尻込みする)メディアの罪を自戒をこめて告発し、(しかし)その本当の犯人が誰なのかを暴いてみせる。
その犯人は誰か?
もちろん、君やぼく、大衆である。
でもこの本で一番重要だとぼくが思うのは、物事の見方について示唆している点だ。
誰かが体験した事実は、誰かに伝えられる時点で、すでに事実じゃない
物事に絶対的な事実や正確な描写は存在せず、様々な視点とそれによる多様な情報があるだけである、ということだろう。
当たり前のことだけど、忘れがちなことである。
ホリエモンが言うようにメディア(もちろん個人も、このサイトなんてその典型)の情報は常にバイアスがかかっている。
それは嘘ではないが、物事の真実を伝えているわけではない、ある見方を提示しているだけだ。
特定の人物やメディアの情報を鵜呑みにしたり信奉したりするのは、判断を誤る可能性が高く危険だ。
可能なら自分の目で見て、自分の頭で判断する、ことが大切だと繰り返し彼は訴える。
誰かの見解を疑えということではない、それも一つの物事の見方に過ぎない、という意識が大切なのだ、と。
もちろんそれでも「知る」ことが前提となる。
多様な情報に触れる必要があるわけです。
滅茶苦茶前置きが長くなってしまいました。今日はよくチェックしているブログの紹介がしたかっただけだったのに............
我々が自分ではなかなか経験することの出来ないプロフェッショナルな現場からの情報は、大変興味深くためになります。
獣医さんが運営するブログ
のまた犬猫病院
ペットポータル
ラブのブリーダーさんが運営するブログ
ATERUI LABRADORS
そうそうアリアママ、こっそりブログ始めたりしちゃだめじゃないかー!
派手にやらないと、派手に!!
ブログ開設おめでとね。
投稿者 かえる : 01:52 | 本 | コメント (2) | トラックバック (4)
2005年2月22日
ホリエモン大暴れ、に思う
新種の怪獣ホリエモンが連日大暴れである。
どうにもピントがずれている感が否めないメディアの非難や賞賛の中で、個人的に毎回更新を楽しみにしている江川昭子ジャーナルの記事は、いつもながら実に的確にこの騒動の本質を示唆してくれた。
(江川昭子さんは本当に理性的で責任感に満ち、チャーミングな女性だと思う。ホームページ内雑記帳のエッセイには音楽への愛が溢れていて読んでいて嬉しくなる)
「新聞とかテレビを、我々(インターメットという新しいメディアあるいはシステムのことだと思う/かえる注)は殺していくんですけど、自分たちが(新聞やテレビを)持ちながら殺していった方が、効率がいいかなと思って」
「(新聞・テレビなどの既存メディアが)殺されるのは間違いない。どうやって延命しようかってことばっかり考えているんですよ」
江川女史のインタビューの中で語られたというホリエモンの上記の発言は実に明快で(ある意味紛れもない真実で)あるし、今回の騒動におけるメディアや当事者であるフジテレビの過剰な拒絶反応はこのホリエモンの真意に対する本能的な防衛反応であると考えれば理解がたやすい。
しかし、実際には世の中はそれほどシンプルには出来ていないし、ホリエモンもそれを理解した上で行動しているようである。
今日のJ-WAVE「JAM THE WORLD」に件のホリエモンが出演していたが、番組内での発言からもその様子が窺えた。
江川女史の論調とは異なり番組内のホリエモンの主張は、「基本的に(規模自体は巨大だが)ニッチを対象とするインターネットのビジネスにはマスである既存有力メディアからのユーザーの誘導が不可欠であるし、既存のメディアではカバーしきれない情報の発信はインターネットと融合することにより可能となる、結果それを望む(既存メディアの)ユーザーのニーズを満たすことが出来る、したがって両者にとってメリットがあるはずである」といったようなものであったと思う。
つまりホリエモン氏は、次代の情報メディア覇者となるインターネットの本質(巨大なニッチ情報、あるいは独立した個人メディアの巨大な集合体)とその抵抗勢力である(それ自身が)マスである既存有力メディアのそれぞれの性格と強みまた弱点も当然のことながら的確に理解した上での買収劇であったということなのであろう。単にノウハウを吸収した上で殺すためでなく、ということである。
個人的な感想として、「巨大メディアがデジタル放送などのくだらない(それが目指しているインタラクティブあるいはオンデマンド性の実現は既存のアナログメディアとインターネット技術で充分すぎるほどカバー出来る)新システムに行った巨額の設備投資を、もしもインターネットに行ってくれていればソフトバンクの孫さんが巨額の赤字を出しながらブロードバンドの普及に奔走する必要などなかったのに....」という番組中で行っていた彼の発言は実に当を得ているように思えた。
同時にホリエモンの大暴れとそれに対する世間の反応には、正論を堂々と主張する者は往々にして人を傷つけるし人から嫌われる、という典型を見ている気にもなる。
インターネットは自己責任を前提としたメディアである。
その中には玉石混淆あらゆる情報が溢れており、それを規制することは事実上困難である。
しかし情報の選択権はユーザーにあるので、(理論上)既存メディアのように情報が操作されたり偏向することはない。
自由であり、平等であり、真に民主的である。
だからこのメディアは既存のメディアをやがて殺すことになるし、そのほうがどう考えても(大衆にとって)望ましいはずでしょ?
ホリエモンの主張とはたぶんそういうことなんでしょう。
筋が通ってるし、個人的に共感できる部分も多い。
でも、我々大衆は実際には権威的なメディアが大好きだし、自分で情報の選択やその良否・是非の判断をするよりただ与えられ受け入れることの方が楽だと知っている。
自分の頭でわざわざ難しいことなんて考えたくないもんね。
だから、仮にホリエモンがこの戦いに勝利し、思ったよりも早く既存メディアの時代が終焉を迎えることになったとしても、そのバトンを受けたインターネットは結局のところ表面的な形がちょっと変わっただけの新しい巨大メディアになってしまうのではないだろうか?
というか、本来は独立した極小の情報発信者を仲介するハブであるべき(あるいは、にしか過ぎない)インターネットメディア業者に、既存の有力メディア同様の権威としての情報発信とそれに対する責任が求められる結果になるのではないだろうか?
つまり(彼が嫌悪していたはずの)「権威」の移譲が行われただけという結果に。。。
まあ、ホリエモン的にはそれでも別にかまわないんでしょうけどね。
楽しいお買い物は十分に堪能できたのだから...........
投稿者 かえる : 23:33 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)
2005年2月20日
5cmの向う岸
午後からいつものドッグランへ。
本日ドッグランデビューという4ヶ月のマックスくん、チョーかわいかったぁ!!
他のコに興味津々、でもちょっとコワイから行きたいけど行けない、という感じ。
なぜかトイプーのオリーブくんに惚れられたモーフィー。
ユーミンの「5cmの向う岸」という名曲を思い出しました。
帰宅後、パフママ&パフィンが遊びにきてくれた。
パフィンも体調回復傾向のようで、よかったよかった!!
フォトアルバム
投稿者 かえる : 20:11 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月20日
犯行現場
2階の自室にいる間に妻が用事で出かけた。
しばらくすると階下からバリバリと不審な物音。
あわてて下りてみると、普段は進入禁止の和室からモーが飛び出してきた。
ものすごぉーく嬉しそうにピョンピョン跳ねている。
革のブックカバーを破壊したらしい。
この部屋にはドッグフードが保存してあるのだが、そちらのケースは無傷。
囓られると困る洋服なども大丈夫。
犬ってなぜだか革の匂いが好きですよね。
いつもは入れない部屋に自由に入れたのがよほど嬉しかったのだろう。
そこまではいいのだが、何かを囓り破壊して喜びを表現する、というのが理解に苦しむところである。
communication breakdown、ってやつかー!?
ともかく、外出する時はきちんと戸締まりをしていって欲しいものです。
投稿者 かえる : 12:36 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月20日
映画日和〜ヴァージン・スーサイズ、バイオハザードII、ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
朝から一日雨だったので、レンタルしてきたDVDを観て過ごした。
ヴァージン・スーサイズ
美しい5人姉妹が自殺する話(と言ってしまうとみもふたもないが...)。
名作「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラの監督デビュー作らしい。
若さの持つある種の「痛み」とその空気感を、木漏れ日やそれによって生まれる影、抜群の選曲によって、上手に演出している。画面全体に思春期特有の儚さが溢れていた。
※後日DVD特典のインタビューを見ていたら、ソフィア・コッポラが「人生には長くは続かない完璧な瞬間がある、この映画ではそれを描いた」みたいなことを言っていた。
主人公の姉妹達にとってのそれがダンスパーティーの夜なら、映画の語り手である少年達にとっては、憧れの姉妹達と電話越しにポップスのレコードをかけ合うひとときがそれだったのだろう。
そのシーンは、実に切なく美しい。
それは、Hello It's me!と始まり、キャロル・キングの「So Far Away」で終わる。
完璧だったあの瞬間は、もはやはるか彼方、遠い記憶の中にのみある....ということなのだろう。
スバラシク、セツナイ。
バイオハザードII
観ているこちらの頭がバイオハザード状態です。
でも、パート1よりこっちの方が好き。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリポタ君たちが何だか妙に色っぽく成長していた。
このキャスティング、もうそろそろ限界かー?
ところでこの3作品、冷静に考えてみると、滅茶苦茶な組み合わせであったのであーる。
投稿者 かえる : 00:55 | 映画 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月19日
もしも、の時の避難セット
ホームページを始めて間もない去年の1月4日の日記で、犬を飼う家庭での防災準備に関して少し触れている。
その後、新潟やスマトラ沖で大きな地震が起き、先日は我が家でも震度4を経験した。
理論上はすでに起きているべき南関東や東海の大地震は、いまだ発生していない。すごーくイヤな感じである。
数年前から地震予知関係のホームページをよくチェックするようになったが、ことあるごとに「いよいよ来る!!」の連呼で、精神衛生上まことによろしくない。
もはや「もしもの時」というより「今日来るかもしれないもしもの時」という状態なんでしょうね、残念ながら。。。
借家である我が家は、数年後には築40年を迎える新建築基準法施行以前に建てられたオンボロ木造家屋。しかも無茶なリフォームを重ね、(たぶん)数部屋をつなげてLDKに、壁は大きなサッシに、柱だって何本抜いているかわからない...........
おまけにこの辺りはかつては沼地だったため地盤がゆるい、家の前を車が通っただけで地震かと思うほど揺れるのである。
先日の地震の後もぼくの部屋では積み上げた本やCDが倒壊・散乱していました...........
そんなわけで、実際に震災級が来たら家屋倒壊はほぼまちがいない。
しかし、運良く圧死を免れた場合のことも考えておかないわけにもいかないだろう。
じたばたしてもしょうがない気もするが、(実際に役立つかどうかはともかくとして)精神衛生のためにも緊急時の備えは一応してある。
毛布、タオル、ライター、水、インスタント食品類、ラジオ、救急セット、ガムテープや手袋、ビニール袋多数、トイレットペーパー、ドッグフード(試供品などを定期的に入れ替えている)、折り畳み式の容器、予備のリードやロープ類などなど。
実際に被災した方のインタビューを以前に読んだが、一番必要だったのは水などを入れる容器類とラジオとのことだった。そこで、コンパクトに折り畳める蛇腹式のポリタンクも最近セットに加えた。
また、(被災後)コンビニのおにぎりなどは比較的迅速大量に提供されるのだが(そしてその多くは手を付けられないまま腐っていく)、実際に体が欲するのは温かい食べ物であるとの話だった。
そこでキャンプ用のコンパクトコンロも入れてある。非常時にはガソリンも使えるタイプなので燃料も比較的手に入りやすい。
毛布や懐中電灯はつねに車に積んである。上記の非常用デイパックは台所に置いていたのだが、それではいざというとき役に立ちそうにないので車に常備しようかとも思っている。
(非常用セットだとそのうち忘れ去られ忘れた頃にヤツらはやってきそうなので、最終的には「いつでもキャンプにいける最小セット」として完成・車に常備することを目指している。燃費の負担にならない程度のコンパクトさが目標!)
寝袋や大きなポリタンク、その他キャンプグッズのほとんどは2階の物置部屋にあるので、建物さえ無事なら役立ってくれるだろう。
もっともいざ「それ」が来たら、そんなこんなの小賢しい準備はまったく意味をなさずに自然の破壊力の前でただ翻弄されることになるのであろう。
たぶんその時に一番役に立つのは、普段の近所づきあいとか、(肝心な時に役に立つ)普段の愛犬への躾、とかなんでしょうね。
あと、貯金とか。
だめかもこりゃ。
投稿者 かえる : 15:14 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月18日
THE JAZZ WORKSHOPで犬と一杯
たまたま街を歩いていて発見した北浦和のジャズカフェ/バー「THE JAZZ WORKSHOP」に行ってみた。
アンプはMcintosh、モニターはJBL 4344、でも何故かCDプレーヤーはSONYのES 77シリーズ、ジャズは好きだがオーディオは詳しくないので知人にチョイスしてもらったとのこと、けっこういい加減である。
ほとんどのメニューは700円均一、チャージなし。
夕食を取っていないので腹に溜まりそうな唯一のメニュー「おでん」を頼んだらレトルトのパックを棚の中から出して「すいません賞味期限が切れてるんですけど....」とのこと、「それでいいですよ」と言ったものの実にいい加減だなぁ。
ちなみにぼくは、いい加減な店がすき、である。
ビールはハートランド、ウィスキーはニッカの竹鶴、テキトーなのかこだわりがあるのか判別不能である。
モンクを聴いたり、訳の分からないモンクのカバーを聴かされたり、去年の暮れに秋吉敏子が来店したとの自慢話を聞いたり、2時間ほど過ごした間に客は一人も来なかった。
ちなみにぼくは、すいてる店も好き、である。
去年、十数年共に暮らしたパグを亡くしたそうだ。
散歩の途中に外に犬を繋いで立ち寄ってもいいか?と聞いたところ「別に中に連れて入ってもいいよ」とのこと。
やったね!犬連れで飲める店発見!! である。
残念ながらデジカメは持っていき忘れた。MY携帯は未だカメラなし。
次回はモーの写真と共にリポート予定!?
THE JAZZ WORKSHOP
TEL:090-1546-8842
投稿者 かえる : 23:37 | 出没スポット | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月13日
気が利くねぇ
気が利く飲食店には気が利く店長さんと気が利く店員さんがいてあちこち気が利いているので、とても繁盛するのである。人気がありすぎて時々席がなくなってしまうのが、欠点といえば欠点である。
気が利くドッグランにも気が利くオーナーと気が利くスタッフがいてあちこち気が利いているので、やはり繁盛するようである。人気がありすぎて人と犬で溢れかえってしまったとしても、にぎやかなので大変結構なことである。
今日の午後、穂高ドッグランに行ったら、柵の上部に荷物をおけるように棚とフックが新たに設置されていた。
実に気が利いているのである。
投稿者 かえる : 19:37 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (4) | トラックバック (0)
2005年2月12日
冬の海で遊ぶ
天気もよかったので、千葉の白子海岸方面まで遊びに行った。
ここ数日間悩まされてきた風邪がいまだ完治していないのだが、気づかないふりをすることにした。
この時期の九十九里浜は人影も少なく、犬を遊ばせるにはとてもいい。
人気のない海岸で2時間ほど遊んだ後は、人間達のお楽しみタイム。
海岸沿いの道を一宮方面へ適当に流して、目についた魚介料理の店へ。
食事が終われば当然デザートとばかりに、道中で見かけた テラスのあるログハウスのレストランへ移動。
案の定、テラス席は犬同伴可でした。このあたりはサーフィンのメッカなのでおもしろそうなレストランやカフェがけっこうある。
メニューを眺めていると、なんだか食事もおいしそうなもの満載だったので、夜に再訪することにして 砂風呂のある温泉施設へGO!!
連休中とあって砂風呂は混んでいたのであきらめ、風呂→マッサージ→風呂と30代後半夫婦としてまことに正しい手順で数時間を極楽気分で過ごした。
その後、先ほどのレストラン「SEA SONG」に戻り、夕食。
満足、満足、大満足。
海岸で遊んで以後はひたすら車で留守番を強いられたモーフィーは不満タラタラの様子であったが、気づかないふりをすることにして帰路へついた。
23時帰宅。
モーは砂だらけなのでシャンプーをするべきところなのだが、気づかないふりをすることにして就寝。
フォトアルバム
投稿者 かえる : 23:50 | お出かけ | コメント (4) | トラックバック (0)
2005年2月10日
麦焼酎「吾空」でARE YOU GOING WITH ME?
浩太ママさんから教えていただき、ウィパパさんやあやのさんからもおいしいとお聞きしていた麦焼酎の「吾空」をやっと飲んだ。
一般的な焼酎のテイストとはやや異なるココナッツのような上品な甘みを感じた。
飲み方はストレートが一番合うように思える。加水したり、オン・ザ・ロックだとやや物足りない。
もっとも、風邪のために鼻や味覚がおかしくなっているのでその影響もあるかもしれない。
食中よりは食後。食前にストレートで、胃を刺激して食欲を高めるのにもよいかもしれない。
度数は25度と低め。値段は1升瓶で2940円と、かなり高価な部類の焼酎である。
蔵は福岡の喜多屋。
突然思い立ってPAT METHENY GROUPの「OFFRAMP」を聴きながら飲んだ。
久しぶりに聴いたが、「ついておいで」はやっぱり名曲。トリップできます。
永遠に続くような濃霧の中、彼方に見える灯りを目指して、スポーツカーで駆け続ける感じ(??)。
どこがそんなにいいのか人に分かるように説明するのがきわめて困難な、不思議な曲です。
ARE YOU GOING WITH ME?って言われてもねえ。。。
投稿者 かえる : 21:22 | 酒 | コメント (2) | トラックバック (0)
2005年2月6日
だらりん、とした一日
今日もさむーい1日だった。
朝の散歩で仲良しのハスキー犬パフィンに会ったが、見るからに調子が悪そうだった。
いろいろ手を尽くしているらしいのだが下痢が止まらず、体重もずいぶん減ってしまったそうだ。
犬は基本的に元気なものだから、元気がない犬を見るのは辛い。
がんばれ、パフィン!!
近所の家に頼まれて、パソコン設定のヘルプ。
ビール券、新鮮なホタテ、その他をいただいてしまい、逆に申し訳ない。
でも、CD-ROMでCD-Rを焼くことは出来ませんからね、お父さん。。。
レンタルビデオ店でDVDとビデオを何本か借りてきた。
妻は隠れて「冬ソナ」を借りていたっぽい。今頃、韓流ブーム到来ですかぁ?
昨夜のジャン・レノつながりでクリムゾンリバー2をモーと共に鑑賞。
コメントはパス。モーもほとんど寝てました。
昨夜久しぶりにビル・エヴァンスを聴いてみたら、ピアノものが色々と聴きたくなってきた。
そんなわけで、「Thelonious himself」を聴いている。
モンクのソロはいい。まさに孤高という言葉がふさわしい芸術家。
マイルス・デイヴィスに「オレの後ろで変なピアノ弾くな!」と一喝されたという話は、何度聞いても心温まる(?)ジャズ史の有名エピソードだ。
村上春樹は、モンクについて"孤独のひとつの切実なかたち"と書いていた。まさに。
バファリンプラス飲んで、今日も早めに就寝の予定。
投稿者 かえる : 23:02 | つぶやき | コメント (2) | トラックバック (0)
2005年2月6日
LEON
寝不足が続いていたこともあって、少し体調を崩した。
せっかくの土曜日だが家で大人しくしていることにした。
熱めの風呂につかって、早めにベッドに入り、寝ながら何かビデオを観ようと思った。
あまりの寒さにレンタルビデオ店へ出かけるのも億劫なので、自宅にあるもので我慢することにした。
「LEON 完全版」
ナタリー・ポートマンの意志に満ちた美しさが、何度観ても眩しく哀しい。
少年・少女はある時点において、彼らだけにしか持ち得ない美を発散するように思う。
そして、ありのままのそれをフィルムに押さえることに成功した作品は、永遠に名作として名を残すことになる。
少年だけの持つ魅力は(成熟した)男性とはまったく異なるものだが、少女のそれはすでにその内に女を宿した蛹の美しさなのであろう。
この映画の少女は観ていて胸が痛くなるほど、美しい。
映画のオープニング、カメラがニューヨークを捉え、路上を進み、リトルイタリーの一軒のレストラン(のミルクが注がれたカップ)に焦点をあわせるシーンがスキ!
ハリウッド映画としての要件を十二分に満たしながら、けっしてその美的センスは汚されていないことが随所で証明されている。
フランス人の色彩感覚ってホントに凄いですね。
ずいぶん印象が異なるオリジナル版も、観直したくなりました。
投稿者 かえる : 10:38 | 映画 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年2月5日
人のセックスを笑うな
「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ
この小説の評には、"タイトルと内容が関係ない"という指摘が多いが、そんなことはないでしょ。
このタイトルはこの小説のほとんどすべてを表現している。
39歳のユリと19歳のオレの、恋に似た何か。
ひたすらせつなく、ひたすら恥ずかしい、何か。
もし神様がベッドを覗くことがあって、誰かがありきたりな動作で自分たちに酔っているのを見たとしても、きっと真剣にやっていることだろうから、笑わないでやって欲しい。
19歳のオレの熱情のばかばかしさやみっともなさを、小説は残酷に描写する。
ユリのたるんだ体や、風変わりな亭主や、何より真剣で青臭いオレの独白を通じて。
でも、笑っちゃいけないのである。
そもそもぼくたちの毎日なんて、そういったばかばかしい独りよがりの営みで成り立っているじゃないか。
人がとても大切にしているものやその思いは、たいていの場合他人から見ればちょっとした笑い話にしかすぎない。
真剣であれば真剣であるほど、滑稽に映るものである。
でも、笑わないでやって欲しい。
たぶんそういうことじゃないかなぁ。
息の長い人気作家になりそうな予感。
小説の「オレ」は北浦和に住んでるし、作者は埼玉県在住らしいから案外うちの近くでこの小説は生まれたのかもしれない。
山崎ナオコーラ、しかしすごいペンネームですね。コーラが好きだから、ってあなた.........
そうそう。
だから、散歩の時にぼくが犬に話しかけていても、笑わないでね。
投稿者 かえる : 03:18 | 本 | コメント (9) | トラックバック (7)
2005年2月4日
吠えない犬が吠える時
犬の躾を行う際に何に重点を置くかは、各家庭の環境や考え方によって異なるであろう。
うちの場合は「吠えないこと」であった。
現在の住居は静かな住宅街の中にあるが、前後左右とも犬もしくは猫を飼っている、さらに近所には吠え犬がわんさかいるのでさほど気を遣わなくても済んでいる。
しかし、当方しがない借家暮らしの身、いつ環境が激変しないとも限らない。
ほとんど躾らしい躾は行っていない我が家だが、吠えない訓練だけには気を配ってきた。
そんなわけで、モーフィーは比較的吠えない部類の(もともとラブはそうだが)犬に育った(と思う)。
がしかーし、時々変なものに吠えるんだよね。
たとえば今日はこれ(^_^;
投稿者 かえる : 23:46 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (3) | トラックバック (0)
2005年2月2日
財布捜索犬
会社に着いて鞄を開けた時、財布がないことに気付いた。
昨夜、残業をして浦和駅に着いた時には23時半を過ぎていた。
妻は花粉症と風邪でダウン、食事はどこかで済ませることにした。
いつもの居酒屋は、いつもの通り満員御礼。
たまには、新規開拓してみるかぁ! と思い立ち、再開発を控えすっかり廃墟のようになってしまった東口を徘徊。たまに行く安くておいしい焼き肉屋の2階にある怪しげな店に入ってみることにした。
階段にはアメリカの古いポップスや日本のグループサウンズのシングルジャケットがべたべた貼ってある。ポスターで目隠しされたドアから漏れ聞こえてくるのは、まだ無垢な時代の某マイケルの声、ジャクソン5........キケンな予感。
思い切ってドアを開けたが、広い店内のソファ席には誰もいない。小さなカウンターには年齢不詳の美人ママ、若いバーテンダー、常連らしいスーツを着たサラリーマンとニットキャップを目深にかぶった若いにいちゃん。客はその二人だけらしい。
1杯目は200円というビールと、エビ、大蒜とスパイスをオリーブオイルで揚げたタパス風の一皿と焼きみそおにぎりをとりあえず注文した。
ニットキャップの若者フミさんが店の全員にビールを次々に奢ってくれた。
さらに、みんなでショットガン勝負をしようと言い出した。
ノリのいい女性オーナー、酒場の常連さん、奢り奢られ朝までコース.........ものすごーく苦手な展開である。かといって、じゃあ!といってその場を後にするのも大人げない。
仕方がないのでしばらく付き合って、店を出た。ああいう遊びは、中年オジサンにはちと辛いぜ。
ショットガン分を何杯か出した割には、安かった。
帰宅後、読み終わった本を鞄から出して、新しい本にカバーを付け替え、鞄に入れた。
今朝、電車の中で山崎ナオコーラの「人のセックスを笑うな」を鞄から出して読んだ。
財布が入っている鞄を開けたのはその3回だけである。(会計の時は当然まだ財布はあった)
昨夜の店、自宅、電車の中、そのどこかで財布を落としたわけです。
自宅に電話して妻に財布を探してもらったが、見あたらないとのこと。
銀座線の遺失物取扱所はもう閉まっており、JRではそのような届け出はなかったということである。
帰宅時に昨夜の店に寄ったが、「ええ!昨夜支払った後、鞄に入れてましたよ」との返事。
やっぱり見つからないよ、と歩きながら妻に電話。現金は、いい年して恥ずかしいがほとんど入っていない。問題は免許証やカードの類である。
さんざん探したけど家の中にはないよー、と話していた妻が急に大声を出した。
あ”ーーー、もーちゃんがぁーーーー!!!!!!!!!
モーフィーが変なもの食って泡でも吹いて倒れたのかと思ったが、違うらしい。
財布、持ってきた.........
妻が電話口で「財布が、財布が」と連発してたら、「ほれ、これだろ」とばかりに財布をくわえてきたらしい。。。。
うちにいる某女性より、犬の方がはるかに役に立ちます........
偶然だろうか?
でも、偶然だとしたらその方がはるかに奇跡的なタイミングのような気がする。
新聞やボールを隠して探し出す遊びは時々していたけど、財布は使ったことがない。
そもそもどこから見つけてきたのだろう?????
案外昨夜鞄からくすねて、クレートの中に隠していたのだろうか????
ホントにホントの話ですよ。
写真はヤラセだけど..........
投稿者 かえる : 23:55 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (5) | トラックバック (0)
2005年2月1日
寄生虫?
昨日、排便後に地面にお尻をこすりつけていた。
今日も同様の仕草が見られた。
妻の話によると、最近お尻に白いものがついていた、とのこと。
たまに拾い食いをするし、生の肉類を与えることも多いので寄生虫にやられたかと思い、ほかほかのウンチ持参で妻に獣医のところに連れて行ってもらった。
結果的には寄生虫も細菌感染もまったく心配ない、とのこと。
肛門腺液がけっこう溜まっていたのでそのせいで痒かったのではないか、との診断でした。
たまに挑戦するのだが、肛門腺絞りだけはどうも未だにうまく出来ない。
帰りに病院近くの別所沼公園で遊んできた、とのこと。
熊谷達也の「邂逅の森」を読了。
東北のマタギの話。
感動で言葉も出ない。
稼業を引退した老マタギの言葉。
このままだば、やがて森に獣がいなぐなってすまう。獣が棲まねえ森は、見た目が森でも、もはや森ではねえ
投稿者 かえる : 23:50 | 今日のモーフィー/みーたん | コメント (4) | トラックバック (0)