2005年3月10日
動物愛護法改正案
自民、公明両党の小委員会が検討してきた動物愛護管理法改正案の骨子が9日まとまったとのこと。今国会での議員立法を目指しているようだ。
劣悪な環境で無責任な販売を続けるペットショップ等の規制を強化するほか、飼い主の責任についてもかなり踏み込んで明記するらしい(犬猫の鳴き声等の迷惑防止など)。
詳細はまだ確認できていないがマイクロチップの義務化なども盛り込まれているようだ。(リンクした記事では危険動物に対するもののようだが、先ほど聞いたラジオ番組では違うニュアンスだった)
悪質なペットショップでは血統書の偽造はもちろんのこと、(小さい方がかわいいと売れやすいため)極端に少量の餌しか与えず子犬の成長を故意に遅らせる、などが日常的に行われている、と店員がインタビューに答えていた。
年間に保健所で殺処分される犬猫は65万頭、街中や山中に捨てられてのたれ死ぬ犬猫達も合わせると100万頭にのぼるらしい。本当にここは先進国なのか?マイクロチップの導入もやむなし、という気がする。
地道な草の根の活動などが実を結び、政治家に仕事をさせたということでしょうか。
そういう意味では希望がもてるニュースなのかもしれません。
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