2006年10月2日
ALWAYS 三丁目の夕日
遅ればせながら、「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た。
いやぁ、泣けました。
飼い犬や野良犬(捨て犬じゃないぞ)が呑気に闊歩する街並みってイイね。
「ALWAYS 三丁目の夕日」
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コメント
僕も映画館で泣きましたよ。
この映画は最高だと思いました。
みんな、純粋でひたむきで・・・一所懸命で。
そんな暮らしが自分の子供の頃の記憶の中にもかろうじてあって、それが優しく甦ってきて、自分の中でどんどん増幅してしまうような映画でした。
昭和って時代はまさに人間の時代だったのですね。
物なんか不足していても誰も不便なんて思っていないし、みじめなんて思っていない。何でも人が動けばいいじゃん・・・みたいな逞しさが普通にあってね・・・。
そして、みんないい意味で無防備。
この映画の映像が素晴らしいですよね。
上野駅・・・東京タワー・・・。
C.Gはこう使えって・・・思いません。
すみません・・・つい調子に・・・。
投稿者 とーちゃん : 2006年10月3日 14:17
とーちゃんさん
なにげに足繁く映画館に通ってますねえ。
コレ見て暗闇の中で号泣するとーちゃんさん.......容易に想像がつきます。。。
ぼくのリアルな記憶の中にはまったくない光景でしたが、たまたま諸事情により山口百恵さんを一日中聴いていた後だったので、頭が昭和モードになっており(?)、ぼくも素直に世界に入り込めました。増幅、もしたような気がします。
この映画が描いているのは、未来への「希望」ですよね。
小雪演じる飲み屋のおねえさんの見えない指輪や、東京タワーが象徴しているように。
物はないし苦労は多いけど「今日より明日はきっと良くなっていく」という漠然とした希望のある時代、必要な物は持ってるしそれなりに満たされているが閉塞感ばかりで希望の実感のない時代。どちらが幸せなんでしょうね?、難しいです。
結局借金のカタに売られていったおねえさんが、(彼女の目には)キラキラ光っているであろう幻の指輪を夕陽にかざすシーンは、そのことをぼくらに問いかけますね。
「あの頃はよかった。現代人は大切なものを失ってしまった」みたいなアホらしい懐古趣味だけに終わっていない脚本がホントに素晴らしいと、個人的には思いました。
昭和30年代の日本、もっとリアルな映像にすることも出来たんだろうけど、おそらく意図的にああいう絵にしたのかなあ、と思っています。
少年達がクラスメートのノートを取り上げてからかうんだけど、次第にそこに書かれた未来小説に引き込まれていってしまうシーンが、個人的にはすご〜く泣けました。
その理由を説明するには、まず「バック・トゥ・ザ・フューチャー3 」を語るところから始めなければいけませんが................長くなりそうなので今日のところは止めておきましょう。。。
投稿者 かえる : 2006年10月3日 22:48