2006年12月18日
Back to the Mac!!!
はじめて触ったパソコンは、大学に置いてあったNECのPC88か何かだったと思う。
たしかフロッピーが2つ付いていて、一方でシステムもう片方でプログラムを動かす、みたいな今からすると信じられない仕組みになっていた気がする。でももしかしたら、それって当時最新式のPC98の方だったかな?、いずれにしろ高価な割には「融通の利かないアホ」といった印象であったことに変わりはない。なにしろ、忌まわしき学校のお勉強の記憶と結びついてるもので。
はじめて自分で買ったパソコンはMacのPerforma6210である。1995年の今頃、台数限定の特売品をボーナスでゲットしたのだ。CPUは75MHz、最大搭載メモリ64MB、ハードディスク800MB(!!!)、というこれまた信じられないような低スペックなのだが、こちらは「可愛げのあるアホ」としてぼくの記憶にはインプットされている。小難しいモデムの設定を終え、はじめてパソコン通信接続に成功した時は、ホントに嬉しかったことをよく覚えている。
それからは、基本的にMac派である。
Performa6210の次は、念願のG3 DT233を中古で手に入れ、やがて増設が行き過ぎてどうにもならなくなったため、タワー型のMT266に買い換えた。このマシンが、一応今日までのメインパソコンである。
このMT266は、ほとんど原形をとどめないレベルにまで増設・改造を行った。メモリー3枚差し、G4へスペックアップするためのCPUアクセラレーターはもちろん、PCIボードはATAカード&オーディオカード&100MLAN/USB/FireWireコンボカードで全て埋まっていた(オーディオカードは後に、苦渋の選択によりグラフィックカードに差し替えた)。さらに、純正のものでは不安になってきたためDOS/V用のATX電源を無理矢理組み込み、理由は忘れたがジャンク屋で探し出した末にROMまで載せ替えた。その上、DOS/V用のCD-RとDVD-ROMの2台の光学ディスクを搭載し、この機種では本来不可能なDVD視聴も可能となるまで改造しまくったのである。かといって、別にコンピュータに詳しかったわけではまったくない。当時はネット上を探せば、そのような情報は簡単に手に入れることが出来たのだ。
がしかーし、ゴテゴテとエアロパーツを付けすぎた車が重くなって「それってノーマルの方が速くねぇ?」という状態になるのと同様に、史上最強のG3 MTとなったはずの愛機は、気付くと史上最悪の「30分に1回再起動マシーン」と成り果てていたのであった..........涙。
そんなMac人生に転機が訪れたのは、もともとは会社用に購入し、必要がなくなってからは日常的にリビングで使用していた「史上最高にカッコイイPowerBook」(と個人的に今も信じている)G3 Lombardが、2年ほど前に壊れてしまったことによる。
同時期に妻が使用していたWindowsのノートパソコンも壊れ、2台は無理だから共用で1台、しかもなるべく安いもの、ということで10万円を切っていたWindowsのノートパソコンを通販で購入したのだ。
ところがコイツが速いのなんのって、安物とはいえさすがに最新機だけあって、便利なことこの上なかったのである。
実はホームページ確認用およびテレビ録画用に自作した高スペックのWindowsデスクトップ機もあるのだが、在宅時はほとんどの時間をリビングで過ごすため、個室にあるそのマシンはほとんど触っていなかったのだ。それに、そのマシンの横には長年苦楽を共にしたMT266ちゃんが並んでいる。正妻を目の前にして浮気するようで(???)、なんだか良心がとがめるではないか。
そんなわけでいつの間にか、リビングにあるノートパソコンでほとんどの作業(と言っても、ネット巡回とホームページ更新くらいなのだが)を行うようになってしまっていた。(言っておくが、目の前じゃなきゃ浮気するのか?、っていうツッコミは禁止です。)相変わらず、公式のメインマシンはMacのMT266ということになっているのだが、実質的にはメール専用マシンと化してしまっていたのである。
つまり、ついに愛しきアップルを裏切り、ビル・ゲイツの軍門に降ってしまった(???)わけである。
しかし、あれほど愛したMacをいつまでも裏切り続けることなど、どうしてできようか?
ていうか、メインマシンが今時OS9(MTにはOS Xをインストールしても、不安定で使い物にならなかったのだ)、自分のサイトがOS Xで確認できないという状況にも、いい加減危機感が募ってきた。
Back to the Mac!!!
今日からワタクシ、再びMac派です。
でも、Intel Mac Pro買ったのか?!、と思ったアナタは考えが甘い!
買えるわけないじゃん、そんなもの.............
ヤフオクで、Power Mac G4(digital audio)を2万円にて落札したのです。ボーナスシーズンにもかかわらずセコイ話で恐縮ですが......
ともかく、本日アキバにてDOS/V用のバルクメモリーとDVD/CD WRITER(4200円だった!)を格安で購入し、相性テストも合格、ただ今OS Xをインストール中であります。
G4(digital audio)は、搭載機器は低スペックなものの、基本設計はそれなりで増設も容易なため、内部をアップグレードすれば、相場価格の割には、現在でもかなり使えそうなマシンなのである。
とりあえず、USB2.0カードとATAカードは増設完了した。あとは、おりをみてCPUアクセラレーターかなぁ..................
...........ってやってることがMT266の時と同じじゃん...............!!!
大丈夫か?!
愛用のマシン・フォトアルバム
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コメント
ご無沙汰してます〜。
なんとワタクシの主力マシンが2万円…。
パソコンの世界は1年一昔とはいえ、寂しさを禁じ得ませんな…。
しかし、winを使えば使うほど、Macのユーザビリティの良さを感じずにはいられない今日この頃でもあります。
ところで、いきなりで何ですが一つお願いが…。
ちょっと長くなりそうであり、また見て頂きたい画像などもあり(イカガワシイものではありませんよ(笑)、ご迷惑でなければ、メールをいただけるとありがたいのですがいかがでしょう?
唐突なお願いで恐縮なのですが、なにとぞよろしくお願いします。
投稿者 wanrei : 2006年12月22日 19:47
wanreiさん
ご無沙汰しています〜。
G4が、wanrei家の主力マシンなんですね。
メンテや増設のしやすい、使い勝手のいい機種ですよね。
wanreiさんなどは、お仕事(まあ、勝手に想像しているだけですけど....)柄、発売直後はフォトショップやイラストレーターでAltiVecの威力に感激されたでしょうね。
ぼくにとってのMacは、未だにOS9なので、ユーザビリティの違いはホントに感じます。
たぶんOS Xにも継承されているのでしょうが、正直言ってイマイチ実感できていません。これから、勉強したいと思います。(先日Mac雑誌を立ち読みしたら「Mac やめますか、それともOS 9やめますか?」という特集記事があって、「オ、オレのことか....?!」とドキッっとしました.......)
イカガワシイ画像、大歓迎です。
メールいたしましたので、どうぞヨロシク!
※最初にいただいたコメント、重複しているようなので削除させていただきました。
投稿者 かえる : 2006年12月22日 21:43
おっと! 我が家でも見かける筐体ではないですか。何かお手伝いできることは・・・と思いつつ流用できるパーツもなかったりして(・・;)
我が家はネットワークをギガビット化しました(一部)ファイル転送が速い速い!
クリスマス前の記事で恐縮ですが・・・
あけましておめでとうございますm(__)m
投稿者 うーちゃん : 2007年1月2日 01:00
うーちゃんさん
ネットワークをギガビット化、ですか!!
ウチも各機器はところどころギガビット対応しているのですが、肝心のルーターのスループットが90M程度なので、真剣に検討するには至っておりません。
一番使用頻度の高いリビングのノートパソコンは無線LANですし......
ギガビットでのファイルコピー、あり得ない速さでしょうね。
この年末での変化といえば、10年以上使い続けたインクジェットプリンターを、やっと最新の複合プリンターに買い換えました。ところがコイツの共有がけっこう面倒なのです。わざわざ双方向通信対応のプリントサーバを購入したのですが、付属のドライバが(我が家の環境では)ちょっと実用には耐えないものでした。とりあえずすべてのマシンから印刷だけは出来るようにしたのですが、肝心の双方向通信は行っておりません。スキャナーをパソコンで処理するなどの時は、せっかくLAN化したのにケーブルつなぎ替えることになりそう......
今年もよろしくお願いいたしますね〜!
投稿者 かえる : 2007年1月2日 10:52