2006年7月14日
おやすみ、リーフ
昨夜、ビブリのお友達・リーフ君の訃報に接しました。
7月12日の朝、ご夫妻の腕の中で静かに旅立たれたそうです。
ここ一ヶ月ほど体調が優れず何度か検査を受けたものの、かかりつけの動物病院では原因がはっきりとわからなかったため、大学病院を予約して診察を受ける直前の出来事だったとのお話でした。
初めてリーフ君に会ったのは、会員制キャンプ場・ビブリッジを体験利用した時のこと。
柔らかく優しい瞳と表情、堂々として落ち着いた物腰、黄金色に輝く被毛、「どうやって育てたら、、あんな風に成長するんだろう?!」と、初心者ダメ飼い主としては羨望せずにはいられなかったことをよく覚えています。
理想のパートナーとしてのゴールデンレトリバーってこんな感じなんだろうな〜、と。
蛇足ですが、それは「犬種としての理想像」とかなんだとかそういう類のことではありません。
人と犬が暮らす上での理想的な関係、のひとつのかたち。
そういうこと。
最後の夜、ご夫妻は悲しい予感とともに、リーフ君の横で一睡もせずに過ごされたそうです。
そして、2006年7月12日5時20分、ついに彼は何かを伝えるように顔を上げて、その時が来たことを、お別れの時が来たことを、ちゃんと大好きな人たちに知らせたのです。
「ひとりで逝くのは淋しかったみたいね」とは、ちかさんの言葉。
それから、お二人の腕の中で静かに目を閉じたのですって。
7年6ヶ月、ちょっと短すぎた気もするけど、充実した幸せな一生だったね。
しつこくて暑苦しいモーフィーにも、いつも優しくしてくれたね。
ありがとう、リーフ。
おやすみ、どうぞ安らかに。
おやすみ、リーフ
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