2007年10月10日

浦和が変わる?!

浦和PARCO、本日オープン。
朝の通勤時、駅前で「変わる浦和」と大見出しの付いた埼玉新聞の号外が配られていたので、ちょっと笑えました。。。
ちなみに、昨日は短時間だがプレオープン日となっていて、近辺の住民には招待券が配られており、またパルコカード会員も入場が可能であった。モータンも出かける予定だったのだが、雨が降っていたため止めたとのことだった。近所の方のお話では、あり得ないくらいの混雑ぶりだったらしい。

ワタクシも、本日の仕事帰りに、ちょっくら偵察してきた。
といっても、主たる興味の対象はいつもと同じで、本屋とレコード屋と映画館、あと食品売り場.........。それらをチェックしたかったのだ。

話はそれるが、「レコード屋」と言うと、ちょっとオジサン「レコード」じゃなくて今は「CDショップ」でしょ!!!、と訂正したがる人がいるのを、個人的には長年疑問に思っている。「じゃあオマエ、レコード会社のこともCD会社って呼べよな」、と思うのはオレだけ???
オレとしては、「CD」「AD(アナログディスク)」「各種テープメディア」「DVD」、すべて広義のレコードと考えたいのだが、ダメなのだろうか?
たしかCD登場直後はそういう認識で間違っていなかったはずなんだけどなあ。
音楽メディアの規格が変わるたびに販売店や製造メーカーの呼称を変えなきゃならないのって、かなりめんどくさいと思うのだが。

閑話休題

「紀伊國屋書店」には、思わずズッコケた。
浦和の大型書店、西口・東口対決は「須原屋」の圧勝ですな。「須原屋」って落ち着いた雰囲気で好きな書店なのだが、品揃えにミョーな偏りがあったりするので、個人的にかなり期待していたんだけどなあ。

「TOWER RECORDS」(ホラ、ADほとんどないのにレコードじゃん......)は、予想よりもかなり広かった。とは言っても、最近はDVDのスペースが幅を利かせていて音楽CDの在庫は少ない。ジャズのコーナーをチラッと見ただけだが、例えばブロッサム・ディアリーは4枚しかなかった。いや、4枚もあったと言うべきなのか???
輸入盤はほとんど見あたらなかったのだが、地方のタワーって基本的に日本盤しか扱わない方針なのだろうか???
よくよく考えると、最近CDはamazonでしか買ってないからよくわからんわ。

「ユナイテッド・シネマ」は、やっぱり嬉しい。
結婚して西口のマンションに住み始めた当時、今は無くなってしまった映画館でオールナイトの割引上映をよく利用していた。
これからまた、1000円程度(20時以降の上映)で帰宅前に気軽に映画を観ることができるんだなあ、るんるん。
もっとも、今日の目的は映画を観ることではなくて、「COW BOOKS」のオーナーが書籍セレクトを担当したという併設されたブックカフェ「Slouc Cafe」の偵察である。外から丸見えのスケスケな店舗デザインで、のんびりページをめくりながらくつろぐのは、オジサンにはちょっとキビシイ感じではあったが、まぁ浦和にああいうタイプのカフェはなかったので、喜ばしいことではないでしょうか。

地下の食品売り場は、あまりの混雑ですぐに退散したため、わけわからず。

全体的な印象としては、各種有名店を細切れにして無理矢理詰め込んだごった煮風という感じ。
地方都市のパルコって、渋谷の店舗とはまったく異なるある種独特な雰囲気がどこもあるが、それともちょっと違う。
まぁ、落ち着いた高級路線に転向しつつある西口の伊勢丹と対照的なキャラで、よろしいんじゃないでしょうか。
東口住人としては、便利になったことだけは確かです。
それにしても、肝心の中央図書館が11月29日までオープンしないとは、けしからんと思うぞ!!!さいたま市。

そうそう、本屋とレコード屋と映画館以外は通り過ぎただけですが、1階にステキな帽子屋さんがありましたよ。
なんだか見覚えのある会社の名札の立ったお花も届いていましたぞ、むむむ。

未だ土地買収が済んでおらず通行不可となっている周辺道路沿いには、これから小さなお店が増えていきそうな予感。
火災があったりもして次々に閉店が続いていた前地通り商店街にも新しい飲食店がぼちぼちオープンしているみたいだし、開店休業状態の店舗がならぶ東口駅前の商店街などと併せて、様々な歩行者や自転車利用者に配慮したバリアフリーな街作りも計画されているようだ。
数年前に「モルガン」がオープンしてから、西口のナカギンザは見違えたように活気が出てきた。
前地や東口駅前の路地裏に、若い人の経営するユニークお店が増えると、我が街浦和もおもしろくなりそうで嬉しいんだけどなあ。

投稿者 かえる : 23:39 | つぶやき

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コメント

いつも電車で浦和を通過するたび気になっていた
『浦和PARCO』
とうとう昨日オープンでしたね。
プレオープンに誰よりも早くお店の中に入れるって羨ましい限り♪
明日は金曜日・・・子供の帰宅時間も遅いし私はいつも通過する駅におりてPARCOを覗いてこようかしら・・・
人ごみにくらくらして老舗のデパートに逃げ込んでしまうかも・・・私くらいの年齢には伊勢丹のほうが落ち着いたりして(汗)

投稿者 ぷぷりん : 2007年10月11日 15:27

ぷぷりんさん

浦和って、一応県庁所在地なんだけど、ほとんどの人にとっては通過するだけの駅ですよね。わざわざ浦和に遊びや買い物に来る人って、ほとんどいない気がします。
大宮以北に住む人は、遊びに行く時は大宮に行くでしょうし、蕨や川口などの住人が地元以外で買い物しようと思ったら、浦和ではなく都内に向かうでしょう。それに、さいたま市の郊外にはシネコンや大型ショッピングモールがいくつもあるので、浦和駅近辺にいるのは、県庁や企業など仕事先が浦和にある人と地元の住人がほとんどだと思います(レッズの試合がある日以外は)。
でも、それだからこそ浦和には、こぢんまりとした魅力的な飲食店などが、スポイルされることなく点在しているようにも思うんですけどね。
ともかく、そういう浦和の地味な雰囲気が、パルコが出来たことによって変わっていくのか?、ちょっと興味深いです。

プレオープン、近所の方々も楽しみにしていたようです。翌日オープンすることがわかっていても、「一足先に」ってなんとなく優越感がありますからね。もっとも、実際にはあんまり優雅なものではなかったらしいですよ。想像を絶する芋洗い状態................
ところで、オープン初日の昨日はさすがに混雑していましたが、今日はそれほどでもなかった気がします。
明日、人ごみにくらくらすることなくゆっくり楽しめるといいですね。
個人的には、映画館が早々につぶれないか、密かに余計な心配をしております。わざわざ浦和に映画見に来る人がいるとは思えないんですよねぇ...................

それにしても、伊勢丹の戦略はさすがだなぁ、と感心するばかりです。
パルコ出店決定後、何度かの改装を経て、すっかり高級路線にイメチェンしましたからねえ。
最初は、よりによって浦和でこんな気取った感じの店舗展開してどうするつもりなんだ???と違和感を覚えましたが、今となるとパルコのファッションフロアとは対照的なオトナな雰囲気で、見事に棲み分けに成功したのかなという気がいたします。
しばらく伊勢丹は空いているだろうから、むしろゆっくりお買い物するのにいいかもしれませんね。
ちなみに、先ほど伊勢丹の前を通ったら「お買い物は伊勢丹浦和店で!」という巨大な垂れ幕がかかっていて、浦和PARCOオープンに対するその直球勝負な文言に、思わず「素直でよろしい!!!」と好感を持ってしまいました。。。

問題は、駅の改装が終了するまで、東口と西口の往来が、メチャメチャ不便なことですよね。
アレ、普段浦和に来ない人は、どうやって逆側に行けばいいのかわからないと思いますよ。
今週末などは、相当な混乱が起きる予感がします..............

投稿者 かえる : 2007年10月11日 22:50

ぷぷりんさん

お買い物いかがでした?
今日の予定がなかったら、ご一緒させてもらいたかったわ〜。
↑かえるの『しばらく伊勢丹空いてる』は間違いですよーぉぉ。
空いてるだろうと予想して出かけた近所の奥様は『いつもより混んでいて疲れた』って言ってました。
伊勢丹さすが!です。催事場イベントは幅広い年齢層の女性客を逃がさないよう考えられてるしなぁ〜。なんだか福袋も出ていたらしいですね。(近所の奥様情報)
パルコ見たついでに、ちゃ〜んと西口に客が流れていくように工夫されてる感じ。コルソは今月、会員限定にOFF券送られてきてるし〜。。。

空いてきたらランチでも〜しましょう。
・・・・ん?!いつ頃落ち着くんだろう。。。

投稿者 モータン : 2007年10月13日 00:42

いやはや、駅周辺に子連れで買い物に行くのがまた億劫になりましたね。。
地元じゃなくなった感じ。
ここ、どこ?みたいな。
便利にはなったものの…
地元にこんなに人が集まったって、ワールドカップ開催期間くらい?
伊勢丹は、ホント高級路線になりましたよね〜。
これでまた庶民派さゆ家は伊勢丹に隔たりを感じるようになりました(笑)

紀伊国屋はちらっとみたけど、あれはオマケですね。
大宮エキュートのリブロのが断然広いんじゃないかってくらい。
やっぱり浦和は須原屋ですかね〜。

投稿者 さゆ : 2007年10月15日 01:38

西口から不便な暗い地下道を通ってPARCOに通っているmiyukiです。
ホントに早く東西連絡通路が出来ないものかと思いますが、当分(一説には2011年とか?)先になるみたいですね。まったく!
伊勢丹の敷居がどんどん高くなってしまい、ウィンドウショッピングさえもはばかられる感じになった今、
もっと気軽にPARCO通いをしたいのですけれどね・・・

紀伊国屋は、そういえばまだ行ってないです〜。コクーンの紀伊国屋よりもダメな感じなんでしょうか?
「slouc cafe」は暗くなってから行ってみましたら、薄暗い雰囲気でなかなか良かったですよ。
ちょっとお茶をしてから家に帰る、という向きには良いんじゃないでしょうか。

ともあれ、朝イチの上映でも仕事帰りの上映でも、今までよりラクにいける場所に映画館が出来たのは良いことですね。
あとは、図書館と8〜10階部分にあるらしい屋上庭園が楽しみです。

投稿者 miyuki : 2007年10月15日 17:16

さゆさん

子連れ、しかも二人ともなると、買い物も大変そうですね。
20時過ぎの閉店も近い時間に行ったためか、個人的な印象としては「思ったよりも人がいない」という感じだったのですが、やはり昼間は混雑しているのですね。
超庶民派のワタクシとしては、歩いていける範囲内に何はなくともユニクロが欲しいです。もはや、ワタクシのワードローブの推定87%はユニクロ製品で占められておりますので、まことに切実な願いであります。

大宮エキュートって何???、と素でわからずに、思わず検索してしまいました................
あんなところにリブロが入ってるんですね!!!
浦和に越して以来、大宮駅に行くことはほとんどないので、まったく気付きませんでした。

須原屋はとても好きな書店なのですが、例えばリブロには置いてあるであろう雑誌が、あの規模にもかかわらずなかったりするのです。例を挙げると、リブロ青山店(店舗面積は須原屋の方がはるかに上です)では5冊以上は入荷する「フライの雑誌」の取り扱いがありませんし(ちなみに、ジュンク堂大宮店やブックデポ書楽にはあります)、大宮エキュートのホームページ内リブロのページに掲載されている写真に写っている「Arne」(大橋歩さんが作っている雑誌)もたぶん置いてないんじゃないでしょうか。
そういうところ(実用書とかビジネス書とかベストセラーはやたらにあるのに、ちょっとマニアックな雑誌や出版部数の少ない本はまったく置いていない)がむしろ浦和っぽくていい、という気はしなくもないですが。。。


miyukiさん

いきなり余談ですが、暗い地下道を出たところにある和菓子屋さんのお赤飯はけっこう美味しいですよ。
段階を経て連絡通路などは順次開通していくのかもしれませんが、浦和駅高架化が完了するのは2012年の予定みたいですね。早く北口が完成すると、我が家としては非常に助かるのですが...........
ともかく、広い連絡通路が出来るまでの間、地下道を利用するにせよ線路下の狭い歩道を歩くにせよ、かなり不便ですよね。

紀伊国屋書店はダメってことはないですよ。それなりの規模はあります。ぼくはかなり過度の期待をしていたため、思わずズッコケてしまっただけです。
もっとも、先ほど初めて3FのLOFTとFrancfrancを見た際の衝撃的なズッコケに比べればカワイイものです。。。
浦和PARCOには、シネコンも紀伊国屋書店も丸善もTOWER RECORDSもLOFTもFrancfrancもメガロスも大丸フードマーケットも入ると聞いて、どうやったらあのスペースにそんな大型店舗がたくさん入るのか不思議に思いつつ、期待もしていました。
まさか、それぞれがあれほどのミニチュアサイズだとは........................
そもそもぼくのイメージだと、PARCOに紀伊国屋書店や丸善が入っているのって、かなり違和感があるのですが、最近の地方のPARCOってそんな感じなのでしょうか。
F.O.B COOP(まがい)まであったのには、マジで驚きました。

個人的には、映画館のフロアはすごくイイと思っています。ガラス張りだという映写室も一度覗いてみたいです。
まあ、さいたま市にはいくつもシネコンがあるので、わざわざ浦和まで来る人がどれだけいるのかは疑問ですが............
「slouc cafe」はスイーツもこだわっているみたいだし、映画抜きでも楽しめそうですね。
あと、ベーグルが好きなので、大丸にあるベーグルKは嬉しいです。

そうそう、ぼくも屋上庭園は楽しみにしているのです。
子供連れて行くのにいいかな〜、と思って。

投稿者 かえる : 2007年10月15日 23:08

PARCOに限らず地方の大型店舗っていうのは、色んな人気店や
「え!ここが入るの?!」という期待を持たせるようなものがないと
もはや、なかなかうまく行かないのかなあと思ったりします。
元祖渋谷PARCO的なものを地方に持ってきても商業的に難しいのかもしれませんね。(偉そうにすみません・・・)
でも、個人的には色んなお店があのスペースにぎゅぎゅっとパズルみたいに組み込まれたような作りも、あれはあれでワクワクします。
しばらくは無駄使いしないよう、財布の中身を少なめに持って、自重しつつPARCO通いをしようかと思っております。

地下道出口の和菓子屋さん。知っていました(笑)美味しいですよね。
でもお赤飯はまだ買ったことがなく・・・今度買ってみますね!




投稿者 miyuki : 2007年10月16日 22:30

miyukiさん

考えてみれば、すでにセゾングループは存在しないわけだし、リブロもWAVEも現在ではパルコとは無関係なのだから、往年のパルコのイメージを現在のパルコに当てはめること自体、間違いなのでしょうね。
ぼくの世代の感覚(たぶんmiyukiさんも同じだと思いますが)だと、パルコってスタイリッシュで何というかトンがったイメージなのですが、浦和パルコってむしろ正反対の印象ですからね。

浦和のパルコは、「名前も知ってるし、実際に行ったこともある。でも私の街にはない。」みたいな有名店を思いつくかぎり節操なく集めたという感じで、ユニークだし面白いと思います。地方都市在住者の心理をうまくついているという感じ。

ぼく、お赤飯ってすごく好きで、和菓子はあまり食べないのですが、和菓子屋さんのお赤飯っていうのはたまに買ったりするのです。こちらは、モータン(妻)のオススメです。なんというか上品でやさしい雰囲気の味だったと思いますよ。機会があったらお試しくださいな。

投稿者 かえる : 2007年10月16日 23:53

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