2007年3月4日

入笠山〜大沢山 犬連れスノートレッキング

先日運良くスノーシューをゲットしたので、モーフィーを連れて、さっそくフィールドテストに出かけてきた。

色々考えたのだが、紆余曲折を経た結果、スノーシューのコースガイドなどでは必ず登場する「入笠山」に行くことに決めた。
現地に確認したところ、やはり例年より少ないものの一応4〜50cmの積雪はあるとのことで、何とかまだスノーシューを楽しめるだろうとふんだのである。
富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用して、初心者でも冬山登山やスノーシューが楽しめることで人気のようだ。ゴンドラには犬も無料で乗せられるということで、犬連れハイカーの間でも有名な場所である。

そんなわけで、モーちゃんのゴンドラ初体験をリポートする予定だったのだが、直前になって突然気が変わった。
スキー場なんて15年以上も行ってないから、最近はどんな状況なのかサッパリわからないが、天気のいい日曜日にガラガラということもないだろう。犬連れで独り列にならぶのもちょっと気が進まない。
それに、スノーシューだけでなく、新調したトレッキングシューズのフィールドテストも行いたいという事情もあった。
おそらく登山道起点付近の積雪は少ないだろうから、歩き始めはシューズもしくはシューズ+軽アイゼン、積雪量が増えてきた時点でスノーシューに履き替える、という一粒で二度美味しい計画(???)を思いついちゃったワケである。2倍重い、という言い方もできるが.........

入笠山は山頂付近まで林道が延びており、気軽に素晴らしい眺望が得られるお手軽登山の山として有名らしいが、冬季は沢入駐車場から上は通行止となっており、ここを起点とする登山道を利用するか、前出のゴンドラを利用するのが一般的である。
沢入りからしばらくの間は、やはり登山道に雪はナシ。徐々に増えてはくるものの、すでに残雪の春山といった雰囲気であった。
それでも入笠湿原以降は、せっかくなのでスノーシューに履き替えた。
スノーシューはおおざっぱに言って、平坦な雪原用と傾斜地を歩行するのに適したタイプとに二分されるようだが、ぼくのモデルは後者である。ヒールリフターも付いているし、山頂への登りでも、非常に快適な使用感であった。
スタッキングが容易な設計なので、ザックにくくりつけてもさほど邪魔にならない点も実用性が高い。

噂に聞く入笠山山頂からの絶景を楽しんだ後、すぐ近くの大沢山へとさらに足を延ばしてみた。
勝手な思いこみかもしれないが、スノーシューの醍醐味って、まっさらな雪の上に自分で自由にトレースをつけていくことにある、というイメージがある。
入笠山のコースは、これ以上ないくらいハッキリした踏み跡がついてしまっていて、その点ではちょっと雰囲気に欠けていたのだ。
そこで、人気の山の側にあるあまりメジャーではなさそうな山なら、なんちゃってバックカントリー気分が味わえるのでは?、と考えたのである。カタチから入るタイプなもので..........
結果的には、そちらの雪原にも、スキーのシュプールやスノーシューらしき足跡があちこちに見られたのだが、誰にも会わずにちょっとした探検気分が味わえたので、まあ満足している。

さて、来シーズンはどこ行こうかな?

入笠山〜大沢山 犬連れスノートレッキング・リポート

投稿者 かえる : 23:20 | 犬連れキャンプ/トレッキング

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.blacklab-morphee.com/blog/tt_tb.cgi/2207

コメント

早速行って来ましたね。
青空といい純白の積雪といい
気持ち良さそ〜!!
個人的には、
誰もいない雪原上で大の字になって青空を望むのが好きです。
そうそう、レガシーの懸賞・・応募しようかなぁ〜って思ったのですが、当選者は1名だっていうし、当たっちゃたらかえるさんに悪いかなぁ〜なんて思いまして・・今回はお譲りします。 
リポート楽しみに待ってますね。

投稿者 はなぱぱ : 2007年3月5日 20:43

やっぱり初運転してきたんですね〜
とってもお天気も良い日で歩くと暑いくらいじゃなかったですか?
わたし的にはモーフィーのゴンドラ初体験見たかったです〜
最後の一言、来シーズンって事は今シーズンはもう終わりなんですかね、残念だわ〜
では来シーズンはぜひまっさらな雪・・チャレンジですね!
我が家はまたまた低山で運動不足を認識してきました(笑)

投稿者 michiyo : 2007年3月5日 22:16

はなぱぱさん

モタモタしていると雪がなくなっちゃいそうでしたから、サクッと行ってきました。
ポカポカ陽気だったので、雪原上でちょっと横になりましたよ。
もう何日も降雪がないので、フカフカの雪質というわけにはいきませんでしたが、
それなりに気持ちよかったです。
誰もいない雪原や林間をスノーシューで歩くのってなかなか気分の良いものですよね。
レガシィ、譲っていただいてありがとうございます。
ちなみに現在の愛車は、今回のドライブで、10万キロまであと数100kmとなりました。


michiyoさん

たしかに歩行中は暑いくらいでしたね。
とくに下半身は雨具のズボンとスパッツを付けていましたから。
ゴアテックスではない安物の製品なので、内部が結露でビショビショになりましたよ。
ぼくも「ホームページ的にはゴンドラ利用がオイシイなあ」と思っていたのですが、結局計画を変更してしまいました(最終的には、現地に到着した時間で決定しました)。
みーたんも生まれたので泊まりがけってワケにもいかないですし、暖冬の今シーズンはたぶんこれで終了ですかね。
まっさらな雪だけなら寒い土地ならどこにでもあるのでしょうが、それなりにコースのハイライトとなる場所も欲しいですしね、もちろん危険な場所は避けたいし........がんばってこれから研究したいと思います。個人的には、昨年歩いた那須は理想的だったんですよね〜。
michiyoさんたちも、週末は山歩きに行かれていたんですね。ブログの更新楽しみにしています。

投稿者 かえる : 2007年3月6日 00:38

レポート拝見しました!
モーちゃんのレインコートが腕捲し上げてるのですか?これはおしゃれ?
とってもかわいいです
我が家には雪が無くなった頃に登るのに丁度良いコースかな〜時間から言って
でもあの断面図見ると、いや〜やっぱり心臓破りかな、なんて(笑)
でも頂上の景色いいですね〜ぜひ行ってみたい

投稿者 michiyo : 2007年3月12日 23:14

michiyoさん

レインコートの裾をまくっているのは、おしゃれではなく、そうしないと足に引っかかってしまって、歩きにくそうだからです。モーフィーはオシャレとは無縁のオンナですしねえ。。。

入笠山の山頂は、天気が良ければ360度の素晴らしい展望が得られるのでオススメですよ。
ゴンドラ利用なら、実質的な登りはわずか30分です。
ていうか、冬季以外は車で上ってくることもできるみたいだし。
機会があったら、ぜひお試しください。

投稿者 かえる : 2007年3月13日 00:24

今回も厚かましくリポートを拝見しながら一緒に歩いている気分に浸らせていただきました。
最近思うのが、毎朝通勤電車から眺める富士山。
いつもより雪が少ないような・・これも暖冬の影響でしょうか・・
純白の雪が晴天に映え、遠くに眺める山々が山頂の雪で一層美しくなり・・・スノートレッキングならではですね。ARMONDのトレッキングシューズもこだわりがあって、無骨で男らしさプンプンって感じでカッコイイですね!!是非今度見せてくださいね。

投稿者 はなぱぱ : 2007年3月13日 21:01

はなぱぱさん

そうですか、富士山も今年は雪が少ないのですか。
個人的には、寒いのは苦手なので、暖冬そのものは歓迎したい気持ちもないわけではありませんが、雪遊びの時には文句言いたくなるわけですから、まったく勝手なものです。
それはそれとして、フィラリア駆除薬の投与は例年と同じ時期で大丈夫なのか?、ってちょっと心配してる今日このごろです。

先入観もあるのかもしれませんが、雪の積もった山や森の中って、シィィーンって音が聞こえそうなくらい静かで、独特の清潔感があります。もちろん、遠く眺める雪化粧した山々の姿も、他の季節とはまったく異なる美しさですし。
入笠山は、良くも悪くも半分観光地みたいな雰囲気の場所だったのですが、それでもやはり他の季節とは違った静けさは味わえたように思います。

ARMONDのトレッキングシューズ、メチャメチャ格安で手に入れた割にはかなり気に入ってます。
海外のトラッドな革靴がすごく好きだった時期があって、手入れしながら長く愛用するのが好きなんです。
今所有している靴も、スニーカー以外はほとんど、ソールを張り替えながら10年以上履き続けているものばかりです。
そんなわけで、トレッキングシューズも、ハイテクなもタイプではなく総革製のものが一足欲しいとずっと思っていたんですよ。
重量も思ったほどではなく、ソールも適度にかたいため、求めていたスペックと合致(ヌバックである以外は)して、購入に至った次第です。
内張がカーフなので、足入れ感はサイコーです。
見た目は平凡そのもの、ですけどね。

投稿者 かえる : 2007年3月14日 00:12

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ