2007年7月25日
オリジナル・ペットフード
職場の近所。
正確に言うと、職場から歩いていける距離にあり良い焼酎がたくさん揃っているためお世話になっている酒屋のすぐそばに、ドッグフードや犬のオヤツを扱っているらしきお店を発見したので、ドアを開けてみた。
「Pusako Kitchen」。
名前の通り、店内の大部分は、商品の陳列ではなくキッチンスペースに割かれている。
このキッチンで作るオリジナルのペットフードやオヤツを販売しているらしい。
つい数日前にオープンしたばかりで、まだ商品リストや値段表もないとのこと。
10月頃にはホームページも出来るとか。
既存のペットフードはそもそものコンセプトが「食事」ではなく「飼料」である。ペットの家族化が進む中、経済的で効率の良い栄養としての飼料ではなく、保護者として愛情のこもった食事を与えたいと飼い主が考えるのは当然の流れであろう。
かといって、完全なる「総合栄養食」神話に護られたペットフードを捨てて、自らの手作り食に切り替えるのもなかなか勇気の要ることである。また、今までただカップですくって皿に盛ればよかったものが、毎日の献立に頭を使わなければならなくなる(気がする)というのも、いかにもハードルが高い。
素材が加工される過程が確認でき、作り手の顔が見える、手作りのペットフード。
食の安全性に対してだれもが不安を感じている昨今、こういうお店がこれからますます増えていくのだろうな。
お土産に、「そのまんまタラ」を購入。
あまりにもそのまんまな香ばしさに、モーフィーのヨダレで床にはちょっとした池ができた。
モータンも「ウマそうウマそう」とうるさいが、モーのために買ってきたんだから食うなよ、と釘を刺しておいた。
まあ、美味しいかどうかは知らないが、もちろん人間が食べても問題はないそうである。
サンプルのペットフードもいただいたのだが、こちらもモーにはたまらないお味だったようである。
量の問題もあるし、当面の間このようなフードを与えるつもりはないが、オヤツは時々買って帰ってやることにしよう。
青山熊野神社の近くです。
投稿者 かえる : 23:13 | 今日のモーフィー/みーたん
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コメント
気になりますねぇ〜
食の安全、床に出来たちょっとした池・・・モータンに狙われた「そのまんまタラ」の行く末・・・気になります。
こういうお店が近所にあると、色々刺激を受けそうです。
昨今、ヒトの食品ですらその原料や加工工程の信頼が薄らいでいるのに・・・でもその「総合栄養食」という甘い言い訳と手軽さについつい手が伸びてしまうのです。
結果として、未熟な知識で「手作り食」を与える続けることにも問題はあるのでしょうが、長期保存が効く「カリカリ」だけっていうのもね・・
ともかく、本犬たちは選択できないのだから、保護者として出来る限りのことはしてあげたいと常々思います。
そうそう、山行、お帰りなさい。
今度お会いしたときに、お話聞かせてくださいね。
投稿者 はなぱぱ : 2007年7月29日 11:50
はなぱぱさん
「そのまんまタラ」、ホントいい匂いでしたよ。
モータン、一切れくらいつまみ食いしたかもね。
個人的には、心から「美味しい」と思って食べたものは栄養にこそなれ毒にはならない、飼い主のつとめは細かいことに神経質になるよりも愛犬が心から美味しいと思って食べられるような環境を作ってあげること、と思っています。
また、手作りかドッグフードか、というのは各家庭の都合に合わせてベターな方を選択すれば良いのであって、もっと重要なことは別にある、と考えています。いわば、赤ん坊を育てるときの「母乳か粉ミルクか」みたいなテーマと近いものを感じます。
まあ、食事は犬にとって散歩とならんで最大の娯楽には間違いないですから、保護者としてはそれなりに気を配ってあげることは必要ですよね。
今回の山行は、なかなか充実した内容でした。お話しするネタは、たくさんありますよ。
もうすぐリポートもアップしますので、よろしければご覧になってくださいね。
例によって長くくどいので、読むだけでも体力消耗するとは思いますが.........
投稿者 かえる : 2007年7月31日 01:49
もしかしたらすごく危険な手作りご飯で過激なダイエットさせちゃったかもしれないBethママです。
もう既に皮がたるむほど痩せさせてしまったので、
今更あれは駄目だったなどといわれても…と思いつつ犬ご飯についてちょっと調べてみたり情報収集いたしました。
…専門家による多くの説があって…混乱してしまいます。
ですからかえるさんのおっしゃるとおり、自分の愛犬が心身ともに喜ぶご飯をその場面も含めて提供するのが良いのかなと思っています。
ただアレルギーが出るBethにとって食材を選んで与えるのは私の親としての義務かなとも強く思います。
そんな偉そうなことを言っているにもかかわらず、新聞紙やいすの足、カーテンの端っこまでも食させている私は脳天気な飼い主です。
今年はアレルギー脱毛が全身ではないので外に連れて歩けてうれしいです。
でもどの食材が無くなって良好なのか、どの草花に触らなかったから良好なのか把握できていないので…やはり脳天気な飼い主です。
投稿者 Bethママ : 2007年8月11日 10:42
Bethママさん
ぼく自身がアトピーがあるので、色々と調べたことがありますが、犬に限らずアレルギー疾患というのは非常に複雑な要素で成り立っていて、ある意味では興味深い現象です。
アレルゲンはコレだから食べさせなければいい、というシンプルな問題であれば対応は楽なんですけどね。
インターネット上にある情報というものは、サイト間でコピーを繰り返される間に、本来の出典とは話のポイントがずれてしまった状態で広まってしまっていることも多いと思います。また、専門家による書物などでは、最大公約数的な記述が中心とならざるを得ないため、実際の愛犬の健康管理に役立てるためには、読み方にもある種のコツが必要となるように思います。難しいですね。
Bethちゃんのアレルギー脱毛は「かゆみもただれも無く皮膚はいたって正常」とのお話のようですが、外に連れて行くことに何か問題があったのでしょうか?
お散歩に出られないと、精神的なストレスもたまりやすいので、かわいそうですね。
蒸し暑い日が続いていますので、お大事になさってください。
投稿者 かえる : 2007年8月12日 13:30