2008年11月28日
入佐 - Vin et Kappou irisa
何ヶ月か前、帰宅の途中で偶然発見したお店。
カラオケスナックが軒を連ねるという印象だった雑居ビルの1Fに、ちょっと毛色の変わったお店がオープンしたなぁ、と気になっていたのだ。
余談だが、以前は浦和駅東口商店街の一部であるかのようなイメージがあったこのエリアは、浦和PARCOがオープンし周辺道路が整備されたことから、むしろ逆に分断されてしまった感がなくもない。その分、知る人ぞ知る穴場的なお店がこれから増えていくような気もしたりして。
明るく洒落たインテリアや棚に並んだワインボトルの印象から、家庭的な雰囲気の洋風居酒屋なのかなぁ、と勝手に想像していたのだが、豈図らんや和食中心のお店。
ただし、コンセプトは「ワインと共に楽しむ和食」あるいは「和食と共に楽しむワイン」なのだとか、要するに ワインと和食のマリアージュを提案されているのだ。
なるほど納得、の店名です。
奥様はもともと都内で洋風居酒屋を経営されており、ワインアドバイザー(ソムリエ)でもあるご主人は和食割烹の板前という経歴をお持ちとのお話だった。
4人掛けのテーブル席が3席(4席だったかも)、中央には7〜8人は座れそうなコの字のカウンターがあり、お一人様も大歓迎というのが嬉しい。
メニューは定番的な品が記されている簡単なもので、どちらかというと、黒板に挙げられた旬の食材を使った料理、値段が書かれた見本のボトルが棚に陳列されているワイン(フランスワインが中心、日本酒も若干ある)を、相談しながらあるいはおまかせでオーダーするというスタイルのようだ。
3〜4人であればボトルを1、2本空けてもお料理も含め割とリーズナブルに満足が得られそうだし、一人で軽いつまみとグラスで数杯という利用法もあるだろう。
素材を生かしたシンプルな定番ももちろんあるが、和食をベースとしながらもオリジナリティあふれる一品も多いので、「和食より洋食が好き」というタイプでも楽しめそうだ。
(例えば、旬の牡蠣も「生牡蠣」「牡蠣酢」「焼き牡蠣」「牡蠣のパテ」「牡蠣のソテー バルサミコ風味」「牡蠣フライ」etc.etc.と色々あった。)
今日いただいたものは、どれも美味しかったです。
ランチも行っているそうだが、浦和にしてはけっこういいお値段(本日の時点で、1000円也)。
ただし、ドリンクや小鉢も付いており、「早く安く」というよりも「ゆっくり楽しみたい」というお客さんが多く訪れるようだ。
「Vin et Kappou irisa」
さいたま市浦和区東仲町18-7
TEL : 048-882-3243
Vin et Kappou irisa ・ リポート
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