2008年12月7日
エアサス絶不調.....
我が愛車は、スバル・レガシィの2代目後期モデル「250T AIR-SUS.」。
どうでもいいことだが、2代目後期及びエアサスというところが、極個人的なこだわりポイントだったりする。理由は長くなるから今日は書きませんけど。
で、このエアサスなのだが、乗り心地良好な上、不整地等で車高を上げることが出来るハイトコントロール機能や車両姿勢を自動的に水平に保つ機構オートレベリング機能を搭載していてとても気に入っているのだが、ある程度の年数が経過すると「必ず」壊れるというのが定説になっているらしい。
要するに、空気漏れやコンプレッサー故障等のトラブルが非常に多いという話をよく聞くのだ。
長年続いた伝統のレガシィのエアサス仕様モデルが、いつの間にかラインナップから姿を消してしまった背景には、そんな事情もあるのかもしれない。
で、走行距離116,000kmを超え、ついに我が愛車のエアサスペンションも、その縁の下の力持ち的生涯を終えつつあるようだ。ていうか、壊れた..........
時々、プシューとか盛大な音を上げながら後輪だけシャコタン状態になっちゃうのだ。
前輪だとハンドルが切れなくなる可能性もありそうだが、後輪の場合は一応走行不能になることはないらしい。でも、そのアバンギャルドな乗り心地は思わず笑っちゃうほどである。
もちろん、買い替えるつもりもその余裕もないので、修理を依頼するのだが、これが......
今まで2度ほど整備工場に入院させたものの、その度に「こちらでは現象が再現しないし、サスペンション自体に穴は見あたらないので、現状では正常です......」と言われてしまうのだ。
不謹慎な例えだが、葬式中に「わしゃまだ生きとるぞ!」と死んだはずのジイさんが棺桶からむっくりと立ち上がった....なんて話をどこかで読んだ記憶があるが、まさにあんな感じ。。。
車載のコンピュータにトラブル発生の記録は残っているので、「あえて現時点で見積もりを出せばコンプレッサーと何と何を全部交換.....」みたいなことになってしまう。しかし、原因箇所を特定しないで無駄な交換はしたくないし、そもそもエアサス自体をすべて交換すると「中古車買った方が安い」というほど費用がかかることで有名なのだ。
もちろん、自宅に戻ってくると再びサスペンションは絶不調となる。
三度目の正直と言うのもヘンだが、次はあきらかに調子のおかしいタイミングで修理に出すつもりなのだが、これがなかなか思い通りにならない。
ここ1週間はずっと調子が悪いままだったので、今日こそ整備工場送りにして決着をつけるつもりだったのだが、昨夜遅くに復活した後、今朝になっても正常なまま。
ということで、モーフィー乗せて公園まで行ってみたのだが、やっぱり異状は現れず。
正常な状態を残念がるのも我ながら何とも言えない気分なのだが、これではまた同じ事の繰り返しだ......
これじゃ、いつまでたっても遠出が出来ません。。。
困ったなぁ。
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2008/12/19 追記
3度目の整備工場入りでやっと原因判明。
やはり、エアサス自体に微少な穴あきがあり、車高が一定の高さに達した状態である程度の負荷がかかる、という限定的な条件が整うと空気が漏れていたらしい。
したがって、エアサス自体の要交換。新品であれば、部品代だけで1本7万円.............泣。
が、担当の方が程度の良いリユース品を確保してくれたそうなので、そちらでお願いすることにした。たまたま1本だけ見つかったのだとか。
ともかく、結局工賃込みで本来の部品代の半額以下で済んだ。とりあえず、ラッキー。
そのうちまた別のサスも空気漏れは起こりえるだろうから、それに備え今のうちに中古のエアサスをせっせと確保しておこうと思った次第でございます。
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コメント
前の車でエアサスには泣かされましたのでお気持ちはよくわかります。
修理に出す日に限って好調っていうのも経験しましたが、まったく不思議ですよね。
レガシーもそうだと思いますが、虫歯と同じでほうっておくと更に致命傷となりますので早めの修理が良いかと思います。
前は便利な機能で苦労しましたが、今の車は安心して乗ってます。エアサスはもちろん、オートエアコン、オートクルーズ、パワーシート、シートヒーター・・・などなど、便利な機能はいっさい付いていませんからね。本当はパワーステアリングやパワーウインドも外したかったくらいです。
エアサスの故障は意外と簡単な部品交換で済む場合もあります。かえるさんのレガシーもそうだと良いですね!
投稿者 キキパパ : 2008年12月11日 21:31
キキパパさん
エアサスの故障が多いということはもともと織り込み済みだったのですが、実際に壊れるとやはりちょっと困りますね。
たぶん、劣化により現在は一定の条件でのみ空気漏れが発生する状態になっていると思うのですが、その度にコンプレッサーや車体にも負担をかけているでしょうから、早く故障箇所を特定して修理したいです。故障箇所を特定せずに関連部品をすべて交換するとなると、おそらく50万円を超えてしまい、同年式の中古車を購入した方が安くなるくらいなので、それは避けたいと思っています。
たしかに、便利な機能はあればあるだけ、壊れるリスクも同時に背負い込むことになりますね。オートクルーズなんて、1度も使ったことないし....
もっとも、個人的には、エアサスもオートエアコンもパワステもパワーウインドも、便利な機能というよりは必要な機能かな。レガシィからエアサス仕様が無くなってしまったのは、本当に残念に思っています。あと、ルーフレールのデザインが変わってしまったことにも、勝手に腹を立てています。。。
いっそのこと、これを機に車無しの生活にチェンジ!、っていうのもトレンディ且つスマートな選択という気もしてきましたが、さてどうしましょう。
投稿者 かえる : 2008年12月13日 01:11