2008年4月19日
なんちゃってレンズ分解、に挑戦
我ながら情けないのだが、ゴミレンズというか何というか......................中古の超格安ボロレンズを、値段に釣られてついつい何本か買ってしまっている。
SIGMAの28mm f1.8もそのひとつ。
これまたお買い得だった、ミノルタ50mm F1.4の柔らかい描写には非常に満足しているのだが、室内で撮るにはちと画角が狭い。
(APS-Cで)もっとも室内スナップに最適と思われる(そして、個人的にももっとも欲しい)憧れの35mm F1.4は、たまたま地元のカメラ屋で相場の1/4〜5位で売られているのを発見した(初期型)のだが、あまりの安さに何かの間違い(初期型は極端に評価が低いとか)かと思い、一度家に帰ってネットで色々調べていたほんのわずかの間に、(当然といえば当然だが.....)売れてしまったのだ。ああいうのは、うだうだ考えずに、見つけた時に買わなきゃダメですね。
これを使うがためにαマウントにする価値がある、と言う人もいるほどの銘玉の誉れ高いその35mm F1.4Gは、新品とかマップカメラあたりの中古品だと、高級カメラが一台買えるくらいの値段になってしまう。そこで、ちょっと画角は広がってしまうが、これまた評判の良い28mmF2を最近は探していた。
そんな中、新宿某店で見つけたのがシグマの28mmF1.8 HIGH-SPEED WIDE。
もともと安いレンズらしいのだが、F1.8で5000円程度だったからねぇ。とりあえず、これでもいいか。となってしまったワケです。
で、安いのにはもちろん理由がある。
薄いカビが出ているのだ。絞りのレバーを開けて、照明にかざすと後玉の裏に広がりつつあるカビがハッキリと確認できる。APS-Cだったら影響は少ないかも、との説明ではありましたが.......
実際の写りにも影響を及ぼしているのか否か、撮った写真からはイマイチ判断できない状態だったけれど、やっぱり気になりますよね。
そこで、分解して洗浄することにしてみました。
我ながら、勇気ある行動................
まぁ、5000円ですからね、壊れたら壊れたで.................よくないけど。。。。
後玉は意外にも簡単に取り外すことができ、最後部レンズのカビは見事に除去成功。
前玉の端っこにも若干のカビが見えるのだが、こちらは取り外し方がよくわからなかったので、結局今回はあきらめることにした。
おそらく写りには影響のない箇所なので、無理に取り外して、壊したりピントの調整が狂ったりするよりはいいだろう。
清掃後、試し撮りしてみると、ピント調整なども問題はないようだ。
解像感が劇的に向上したのには、ちょっとビックリした(当たり前か....)。
めでたし、めでたし。
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