2008年6月24日
デジカメ豊作の年になりそう
フライングしてうっかりホームページに型番を載せちゃうというミスもやらかしたりして、「出るぞ出るぞ!!!」と言われていたリコーのコンデジ「GX100」の後継機、GX200がついに発表された。1年前のGX100発表時と同じく、今か今かと身もだえしながら連日情報をチェックしていたワタクシです。
(ぼくも同感だが)ユーザーの多くが指摘していた「ノイズ問題」が改善され、「レンズキャップの不便さ」「望遠側の不足」はオプション品で補いつつ、GR-D IIで好評だった電子水準器搭載とRAWでのスクエアモード記録対応、1,210万画素へアップ、さらに液晶モニターを2.7型46万ドットに強化、という順当といえば順当、地味といえば地味、まぁ最近のリコーらしい堅実なバージョンアップを遂げたようだ。ユーザーの声を一つ一つ拾い上げて丁寧にブラッシュアップした、という感じ。車で言えばスバル・レガシィのような、着実に熟成させていくスタンスの製品開発で、個人的にとても好感がもてる。きっと、ますますいいカメラに進化していることだろう。これで生活防水機能付いたら、ほとんど完璧ですよこのカメラ!!!
すごく気になっているのが、レンズの繰り出しに連動して開閉するレンズキャップ「LC-1」って、我が愛機GX100でも使用可能なのだろうか?ということ。本体は無理だが、こっちはぜひとも欲しい。使えるといいなあ。(※注 記事のアップ後に調べたら、使えるようです。これは嬉しい、サンキュー・リコー様!!!)
ちなみに、レンズやEVFはGX100からほとんど変更がないようですね。
「R8」もすごく魅力的だし、「キャンディッド・フォト文化をサポートする製品を作っていきたい」という志にも泣かされる。プリンシプルが感じられるリコーのコンデジは、ホントに素晴らしいですなあ。
(実質的に高ISO撮影が使えないコンデジでは)動きの速い子供を室内で撮るのが難しい、というのが数ヶ月前にデジタル一眼レフを購入した最大の理由だったのだが、目の前で大きなカメラを構えると肝心の子供の自然な表情がなかなか撮れない、というジレンマを抱える結果ともなっている。
それに、デジイチを使うようになってつくづく痛感したのが、アングルの自由度はコンデジの方がはるかに大きい、ということである。例えば、カメラをちょっと傾けるだけで大胆に構図を変えることが出来るが、これは「チルト可能な液晶で、ライブビューすればいい」という問題ではないように思う。カメラ自体の大きさと重さ(そして、心理的な手軽さ)が、実際には重要だと感じるのだ。
そもそも、「胸ポケットに入れて持ち運べる」というのは、一眼レフにはマネできない非常に大きなアドバンテージで、ぼくもこだわりを持っていたポイントだ。
ともかく、一眼レフでなければ撮れない画もあるし、コンパクト機でないと撮れないシーンもある、というのが最近よく思うこと。それぞれ一長一短、得意不得意があって、どちらも面白いんだよなぁ。
ところで、来月早々には、ニコン、ソニーからフルサイズ・デジタル一眼レフの発表があるともウワサされている。当然、迎え撃つキャノンも準備万端で5Dの後継機を用意していることだろう。以前に記事にもしたが、いよいよ各社フルサイズ機の仁義なき戦いが勃発して、思ったよりも早い時期に「中級機以上はすべてフルサイズ化」という流れが進行しそうである。
また、個人的には、そろそろAPS-C機では、実用に耐えうる高性能なEVFを搭載する機種が登場するのではないか?と予測している。つまり、ペンタプリズムを用いた伝統的な光学ファインダー・一眼レフレックス方式への決別を意味する革命的な実験である。もし、EVFを用いたレンズ交換式カメラが、ライブビューに慣れた一般ユーザー層に違和感なく受け入れられたりすれば、キャノン・ニコンの寡占状態だった市場シェアが大きく変動する可能性すらあると思うのだが.........どうなんでしょ。
先日は、「パナソニックがフォーサーズ撤退か?!」との騒動があったばかりだし、かのライカの経営者が「7月に重大な発表をする」と発言したとする記事もネット上では話題になっていた。
デジカメ界の動向から、今年はますます目が離せませんな。
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